500億ドル以上証券口座に入っていた夢がある意味現実だった話
伯母家族に5、6年ぶりに会いに行った。母と一緒に。
母の姉である伯母と3人の娘の家族。私が子供の頃やそれ以前、母のお腹にいる頃からからお世話になっていた家族。母は私がお腹にいた臨月をこの家族のもとで過ごした。また、母が病気になって幼児の私の面倒を見れなくなった時、この家族に預けられた。当時高校生だった従姉妹のお弁当と同じものを作ってもらって食べたり、「太陽にほえろ」をちょっとドキドキしながら一緒になって見た。そんな経験からか、私は今でも、彼らの声や雰囲気で無条件に安心する。従姉妹達が結婚して子供ができると、その子供達と共に川遊びやバーベキューにも一緒に連れて行ってくれた。たくさんの「思い出」をもらった家族だ。
会合の数日前に妙にリアルな夢を見た。
最近ちょっと勇気を出してお試しで作ってみた米国株の証券口座に、ぱっと見では読めない額のお金が入っているのだ。見慣れている数字の羅列は携帯電話番号だが、その桁数よりも多い感じだった。私の携帯電話番号は11桁。11桁は100億。米国の証券口座だから単位はドル!!
目が覚めてもまだドキドキしていた。そして、妙に冷静だった。一夜にしてビリオネアになるってこういう感じなんだなーって、思って(夢だけど)、私がそんな金額のお金があるとしたら、今、どうしよう、と考えた。今の仕事どうする?今日、会社行く?
行く。
即答。仕事はお金のためだけにしてるんでは無いんだなと実感。ちょっと自分の職業選択の動機に自信を持った。そんな夢を見て、今の人生に感謝してちょっとご機嫌になった。
(ここからがタイトル回収の話)
伯母の家族に合った時に気づいた。あの500億ドル(数字の頭は多分5だった)の価値あるもの。伯母家族だ。従兄弟の姉たちと、生まれた時から色々知ってる従兄弟の娘、そして最近結婚したその婿達のコミュニティが500億ドル以上の価値のある存在なんだと気がついた。
私は仲のいい姉がいるが、数年前結婚し、最近アメリカ国籍を取得して渡米してしまった。生涯日本で暮らすつもりはないとのこと(なぜなら花粉症が嫌だから)。そして、私は結婚しておらず、きっとひとりで生きていく可能性が高い。まだそれほど現実味はないが、両親の看取りまでの道や、私の老後を一人でなんとかやっていくのは心もとないな。と感じていた。
そんな私に、従兄弟の要である長女が言ってくれた。「しーちゃん(私の母のあだ名)に何かあった時に、K(私)が一人で抱えそうだねってみんなで心配してんだけど」その一言を聞いて思いの外ホッとした。自分がこの先のことを、自分でわかっている以上に心配していたこにも気がついた。
気がついた時には解決している。宇宙ってありがたい。
私はビリオネオアなんだ。資産っていろんな形であるんだなって気がついた。